秋刀魚と筋子が全盛期になっています。全国的に店頭に多く並んでいると思いますが、北海道のスーパーでは筋子と秋鮭の占有率が高いような気がします。
ちなみに、北海道では「サケ」じゃなくて「シャケ」っていうみたいですね。
私もこの時季決まって、筋子を購入して自家製イクラを作っています。
自家製だとリーズナブルですから存分に食べられますし、無添加で美味しいです。市販品で無添加のものはなかなかありませんし、それでいて良いお値段ですからね。
個人的にイクラと秋鮭を最も美味しくいただく方法は夫の出身地宮城（仙南）の郷土料理「はらこめし」に尽きる！と思っています。
秋鮭を煮た煮汁でご飯を炊いて、イクラと煮た鮭を炊いたご飯の上に乗せた丼もので、宮城でもこの時季を皆さん楽しみにして食べているでしょうね。阿武隈川に鮭が遡上しますからね。でも北海道の方が断然鮭好きが多いんだと思います。前途の通り、店頭の鮭＆筋子の占有率が俄然高いですから。皆さんフツーに自家製イクラを作るんでしょう。
正直「秋鮭」は脂がのっていないし味も淡白でして、個人的はあまり好きでは無いです。フライにするか、ちゃんちゃん焼きにするか…コッテリしたお料理にしないとどうにもならないです。そうなるともう鮭の味なんてどこかに行ってしまいます…。しかし、そんな秋鮭も「はらこめし」にしていただくと、この淡白さが濃厚なイクラと絶妙なバランスで融合しまして、非常に美味しいのです。
この秋あと1回くらいは作ろうと思っています。
来月には北海道米の新米が登場します。意外と美味しいんですよ。北海道米。
