たまにパンづくりの本で見かけます。「赤ワインのパン」。イチジクやクリームチーズ等、赤ワインのオツマミが入っていることが多いです。今回そんな気取ったパンを作ってみました。が、何がいったいどうしたのか、どうやら強力粉が50g少なかったようで、計算上では水分量が75%の高加水めタイプのパンになってしまいました。赤ワインのハードパンをイメージしていたのですが、ふっくらしっとりのパンになりました。
赤ワインはしっかり煮詰めてアルコールを飛ばす!ということで、赤ワインは倍量必要です。
とにかく面倒くさがりの私なので、水の代わりに赤ワインを入れてしまいたかったのですが、アルコール分が発酵の妨げになるので多めのワインを鍋で煮詰めてアルコール分を飛ばします。135gの赤ワイン液?が必要なので1カップ200gくらいのワインで十分かしらとグラグラ煮たてているうちに75gに激減!足りない分は水を加えました。結果出来上がったパンは…赤ワインの香りは全くせず…。赤ワインパンを作っていらっしゃる皆さんは「ふんわり赤ワインの芳香ただよう…」なんてコメントされていますが。私の舌がどうかしているのか、煮立たせたのが悪かったのか、そもそも足りなかったのか(全水分のうち50gは予備発酵の水なので…水分のうち40%だけがワインということ)可愛いピンク色のレーズンパンといったところです。
手違いで粉が足りなかったので超しっとり…。子ども達には好評で「しっとりしていて美味しい」「レーズンが入っていて嬉しい」「ピンクで可愛い」と。
今回は赤ワインをの功績は「ピンクで可愛い」だけです。これなら紫芋パウダーので良かった…トホホ。200ccのワインを無駄遣いしてしまいました。
あぁ、もったいないことをしてしまった…と思いつつも「ふんわり赤ワインの芳香ただよう…」を実感したいので、いつかはやっぱり赤ワイン100%で「ハード系赤ワインパン」を作ってみたいです。約400ccのワイン、功を奏すか否か…。贅沢な挑戦です。
赤ワインレーズンパン
ワインは微妙に使うとむしろ無駄になります。次回は贅沢に使用することにします。
本日の個数
10個
本日の材料
赤文字部分は「基本のパン【シンプルプチパン】」のアレンジ箇所です。
強力粉 | |
---|---|
薄力粉 | 50g |
とかち野酵母※ | 1回分(※4g) |
水 | |
赤ワイン | 200g(煮詰めて75g) |
砂糖 | 18g |
塩 | 4.5g |
仕上げ用強力粉 | 適量 |
レーズン | 50g |
※はドライイーストの場合。
本日の焼成温度
焼成温度 | 190℃ |
---|---|
焼成時間 | 15分 |
本日の発酵条件
室温 | 17℃ |
---|---|
湿度 | 47% |
2次発酵 | 35分 |
2次発酵の場所 | 室温:20分 オーブンの上:15分 |