小学生の頃、世田谷の豪徳寺にたった1年間住んでいました。たった1年間の暮らしの中で色濃く憶えていることが、友達のお母さんに「ボロ市」に連れて行ってもらったこと。通りに古着や古道具の露天がびっしりとインパクト以上に、寒い冬にそこで飲んだ甘酒の美味しかったことばかりが記憶に残っています。
それ以降、あの日の甘酒を思い出しては甘酒が飲みたくなって、買ったり、作ったり…色々するけれど最終的には「なんだか違う」と、飲み残して、いつも調味料になってしまいます。あれは寒い寒い冬に友達と一緒に「ふぅふぅ」言いながら楽しく飲んだから一層美味しく感じたのかもしれません。
妊婦になると突然妙なものが飲んだり食べたりしたくなるもので、昨年その一環でどうやら買ってしまった甘酒が食料庫にありました。森永の缶入の甘酒なんですけど、これは加糖なので甘くて甘くて…ドロッとしてツブツブっとしたほんのり甘い麹の香りたっぷりの甘酒ではなりません。食料庫に入れたままにしても仕方無いので、パンに入れることに。(液体は何でもパンに入れてみたくなってしまいます)
水の代わりに甘酒を投入したのですが、甘〜〜〜いことをすっかり忘れ、砂糖もそれなりに入れてしまったので、かなり甘いパンになってしまいました。そんなに麹の風味もありませんでしたから、ただの甘いパン…でした。美味しかったですけどね。
ブランジェリー ラ・フォンティヌ・ドゥ・ルルド
「食べログ」で「札幌 パン」と検索して、堂々一位に出てくるパン屋さん「ブランジェリー ラ・フォンティヌ・ドゥ・ルルド」こちらは札幌の高級住宅街、宮の森の坂の上にあります。西区に行く帰り道に宮の森を通るので、お昼頃だとたいていこちらでパンを買います。住宅兼店舗の小さなお店で、小さな看板があるくらいで、外から店内は見えないので一見するとパン屋さんには見えないけど、続々とパンを買いにくる車がやってくるのですぐに発見できます。こざっぱりして奇麗なお店です。店内はこざっぱりとしたナチュラルな雰囲気。狭いけど意外と種類が多いのであれこれ目移りします。フレンチスタイルのパンで、ハード系が中心です。とにかくパン生地が美しく、ルバン酵母パンらしい「ザク!」「パリっ!」「もっちっ!」っとした食感がっても美味しいのです。
TEL:011-616-2320
OPEN
[土・日・祝」8:30~18:00(月・火定休)
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甘酒パン
甘過ぎたから?あまり膨らまず…。次回は無加糖の甘酒を使ってみたいです。
本日の個数
10個
本日の材料
赤文字部分は「基本のパン【シンプルプチパン】イースト編」のアレンジ箇所です。
強力粉 | 300g |
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ドライイースト | 3.5g(小さじ1) |
予備発酵の水 | 30g(大さじ2) |
甘酒 | 205 |
砂糖 | 20g |
塩 | 4.5g |
仕上げ用強力粉 | 適量 |
本日の焼成温度
焼成温度 | |
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焼成時間 | 15分 |
本日の発酵条件
室温 | 17℃ |
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湿度 | 50% |
2次発酵 | 25分 |
2次発酵の場所 | オーブンの発酵機能(30℃):10分 オーブンの上:15分 |