イングリッシュマフィンと鉄のフライパンのこと

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イングリッシュマフィン?

昨日、小麦粉を買いに行ったら、コーングリッツが売っていたので買ってみた。
でも、コーングリッツって…「イングリッシュマフィン」しか思いつかない。

高校生の時オーストラリアでホームステイをした時に出会った「イングリッシュマフィン」
オーストラリアでの食事はどれもこれも口に合わなかったけど、
料理好きの近所のおばさんとホストマザーのお母さんが作る料理に登場した
スコーンとイングリッシュマフィンだけは美味しかったっけ。

そのイングリッシュマフィンの上にまぶしてあったコーングリッツ。

「あぁ、外国っぽいわ!!」って思ったっけ。

帰国後、どこかのメーカーで袋入りの「イングリッシュマフィン」がスーパーで発売されていて、やっぱりコーングリッツがまぶしてあった。
誠に美味しくなかった。

それ以来、数十年…イングリッシュマフィンは作った事もなかったし
食べる事もなかったイングリッシュマフィン。
コーングリッツを触れ合うこともなかった。

イングリッシュマフィンって、
本当は型に入れて焼くのかもしれないけれど

私は、やっぱりいつもの配合でいつもの作り方。

強力粉のうち30gをコーングリッツにして、
成形した生地の表面を霧吹きで濡らして、コーングリッツを出した皿の上にポンと
生地を押し付け二次発酵。

焼く直前に並べた生地の上にオーブンシートと銅板をギュッっと乗せて押しつぶして…
そのまま200℃のオーブンで15分

まぁ、「イングリッシュマフィン」のようなものが出来た。
生地に混ぜ込むコーングリッツは50g…いやもうちょっとあっても良かったかも。
生地自体にコーンの存在を感じなかった。

それに、220℃で20分くらい焼いてもよかったかな。
もう少し焼き色があってもよかった。

食後のテーブルがコーングリッツまみれになって…
特に子ども達の周囲は酷かった。

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今日は簡単に…チーズ目玉焼きとサラダと人参のポタージュ。

不格好なサニーサイドアップ。
最近買った鉄のフライパンで頑張って作っている。
これでも最近はまともになってきた。

自分で料理をするようになって十数年…
フライパンはフッソ加工のもの意外考えられないと思っていた。

でも、これまでどれだけフライパンを買い替えただろう。
そして、満足できるフライパンには未だ出会えていなかった。

「フライパンは消耗品」と割り切って安いフライパンを頻繁に買い替えていた時代もあったし、
取手が取り外せるティファールを思い切って一式買った時もあった。
取手が取り外せることはとても便利だったけど…

いずれにしても1年で加工は剥がれた。
しまいには、夫には「使い方が悪いんじゃないか?」なんて言われる始末。

棚の奥底で眠っていた小さな鉄のフライパンを手入れしてちょっと使ってみた。
IHの我が家のコンロでもフライパンがしっかり熱せられて
ジンワリ熱せられる加工フライパンと違って、すぐさまジャー!っとすぐさま炒まる。
そして野菜や肉がシャッキリ焼き上がり、これが実に香ばしくて美味しい。

少々手入れをする必要があるかもしれないけれど、
そうすることで末永く一緒にやっていけるかもしれない…
料理が好きだからこそ、道具を大切にして末長くつき合っていきたい。

ということで思い切ってフライパンを鉄に変えた。

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