ぷりぷり極上トウモロコシの茹で方

とうきび

ぷりぷりトウモロコシ

只今北海道はトウモロコシが旬です。…いやその旬がそろそろ終わります。
そんなわけで今時期は最安値でお店に沢山並んでいます。1本67円なんて価格で売られていることもありましたが、普通のスーパーで80〜95円くらいですね。

我が家では洞爺湖の農家さんから連年箱買いしています。1箱25本くらいのトウモロコシが一気に届きます。すぐに鮮度が落ちるので、届いた時は「さて、この大量のトウモロコシ、何の料理にしよう、どうのくらい冷凍保存しようか」と、気が焦るのですが、塩ゆでにすると次々食べてしまうので、料理へのアレンジを考えたり保存する間も無くトウモロコシは消えてなくなります。

そんなこんなでトウモロコシが届くと茹で三昧の日々が2、3日が続きますが、新鮮トウモロコシのプリプリの美味しさは格別です。

そうそう北海道の人は「トウモロコシ」とは言いません。皆さん「とうきび」って言うみたいです。

ちなみにうちの3歳の次女は何度言っても「トウコロモチ」になってしまします。
「とう」と「もろこし」を別々に言うと正しく言えるのに「とうもろ」は「こうころ」になってしまうみたいで、どうしても発音ができません。長女が3歳くらいの時は「メガネ」をどうしても「メナネ」と言っていたっけね。幼児のこういう刹那的な可愛さは愛おしく名残惜しいです。成長するのはあっという間です。

さて、トウモロコシに話は戻りますが…ぷりぷりに茹で上げる方法、知っておくだけで毎年夏が楽しみになると思いますよ。何も難しいことはありません。トウモロコシが入るお鍋があれば良いです。

バラバラーっと散らかる「ひげ」もつるん!と取り除ける必殺技でもあります。

1. 最後の一枚を残して皮をむく

「ひげ」も取り除く必要はありませんよ。最後の一枚の皮に包み込んでおいてください。

トウモロコシの皮をむく

2. 茎をカットする

お鍋に入れる時に邪魔になるのでカットしてくださいね。

トウモロコシの付け根を切る

3. 鍋にトウモロコシがひたひたに漬かるくらいの水を量る

ここ、ポイントです。トウモロコシは沸騰してからお湯に投入しますので、まずはトウモロコシがすっぽり入る鍋に2で処理をしたトウモロコシを入れて、水を入れながら「ひたひたになる水の量」を量ります。計量カップで注ぎ入れると量れますね。何杯入れたか忘れない様にしてくださいね。ひたひたに漬かったら、トウモロコシはいったん取り出します。(ちなみに我が家のお鍋では3本入れるとだいたい1500ccの水で「ひたひた」になります。)

ひたひたになるまで水を入れる

4. 量った水の量の2〜2.5%の塩を入れて沸騰させる

なぜ「3」がポイントだったかというと、ちょうど良い塩分濃度の塩水を作るためです。ここできちんと量っておくと、毎度失敗することなく良い塩梅に甘みが引き立つトウモロコシになります。(1500ccの水には30gの塩です。)

5. 沸騰したお湯にトウモロコシを入れ、12分茹でる。

トウモロコシが浮き上がりそうな場合は落とし蓋やお皿を裏返しにして蓋にする等してください。途中トウモロコシを回転しながら茹で上げます。

落としぶた

6. 茹で上がったらそのまま10分以上放置する

ちょっと冷ました方が取り出しやすい、ということもありますが、ここで塩水にひたすと、良い具合にトウモロコシが塩水を吸ってくれて、美味しく…そしてプリプリになります。冷めるまで置いても良いです。味が馴染んで濃厚に味わいになります。以前、茹で上がりをすぐに取り出していましたが、冷めるとしぼむんですよね。この方法だと冷めてもプリプリ!です。

トウモロコシの茹で上がり

7. 皮を剥いて洗いながらヒゲをとりのぞく

トウモロコシのヒゲって散らかるから皮むきが嫌だったのですが、この方法なら、茹で上がりに皮と一緒にツルン!と取れます。仕上げに流水で洗うと最後の1本まで奇麗に取り除けます。私はこの作業がとても気持ち良いです。

ポイントは

きっちりとした湯の塩分濃度と茹で上がりに塩水に漬けておくことでしょうか。
皮のまま漬け込む鍋が無くて、トウモロコシをカットして茹でるにしてももここを抑えておけばプリプリトウモロコシになりますよ。

とうもろこし

こちらは夫の農場のトウモロコシ。夫の農場は無肥料、無農薬。世話が面倒だから結果的にそうなっています。肥料くらいやってくれればもうちょっと美味しかったかも。

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