発酵バター”風味”パンの秘密

ヨーグルトパン

明日の朝は何のパンを焼こうかなと呟いていたら、もうすぐ4歳になる次女が「ヨーグルト!」と。「ヨーグルトパン」か。ありがちそうだけど食べた事も作ったことも無かったな、と思い作ってみました。(その横で長女は「普通の白パンでいいのに」なんて意地悪っぽい口調で言っていまいたが)

ヨーグルトの水分量は87%なので…量を調節して入れてみました。油脂類は入れずにプレーンに焼いてみました。爽やかな酸味とミルクのコク、もっちりとした食感…。実に面白い風味でした。焼きたてより冷めてからの方が、より「ヨールグト」を感じます。そのままでも美味しいですが、バターやはちみつをたっぷり付けると、「ヨーグルト感」が引き立ちます。オレンジピールが入っていても素敵になりそうな予感がします。今回は油無しで作りましたが、もっちりとして重い口当たりなので、バターや油を入れて、よりふっくらさせた方が合う気がします。そうそう、バターをつけたヨーグルトパンはまるで発酵バターの風味ですよ、これは。

私がお菓子メーカーにいたときに「とっておきのバターで作ったんだ」と企画開発の人が作った「カルピスバター」で作ったマドレーヌの美味しかったこと!この時はじめて「発酵バター」の存在を知りました。カルピスの副産物でこんなに素敵なバターができるのか…、なんて思っていたら、ヨーロッパでは発酵バターの方が主流なんですね。

トーストの風味引き立てる絶品バター、ベスト10

酪農王国北海道の乳業メーカーでも色々と発酵バターを製造販売していますが、例のごとく、北海道ではあまり売っていません。「北海道は美味しい物がいっぱいあるよね、いいね。」なんて道外の方からはよく言われるのですが、美味しいものは何でも首都圏に行きます。北海道には無い!と言ったら過言ですが、…ごく限られたお店にしかありません。…首都圏の一般的なスーパーにあるようなものが北海道の一般的なスーパーには無いのです。

六花亭のピザ

長女の誕生日には「六花亭のピザ」を食べに行くことにしています。長女はどこのピザよりも「六花亭」の喫茶室のピザが好きなのです。こちらのピザはピザカッターでカットするのではなく鋏でカットします。(ヘンケルスの鋏だったと思います)気持ちが良いほどスパッと切れます。ピザカッターより断然使いやすいです。お皿も痛めませんしね。誕生日当日だと、ケーキと飲み物と店員さん3名による歌のハーモニーのサービスもあります。誕生日のサービスは誕生日当日限定というのが残念なところ。次女の誕生日は平日なので、行くのはちょっと難しいかな。

ピザ

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ヨールグルトパン

満足度
90%

ヨーグルトの水分量が87%なので単純に水分量を計算して水の送料が185gになるように190gにしましたが、捏ねているうちに水が足りない感じがしたので水を10g追加しました。

最近部屋の温度が低いので、二次発酵はオーブンの発酵機能を使っています。

 本日の個数

10個

  本日の材料

赤文字部分は「基本のパン【シンプルプチパン】イースト編」のアレンジ箇所です。

強力粉 300g
ドライイースト 3.5g(小さじ1)
予備発酵の水 30g(大さじ2)
10g
ヨーグルト 190g
砂糖 20g
4.5g
仕上げ用強力粉 適量

  本日の焼成温度

焼成温度 190℃160℃
焼成時間 15分

 本日の発酵条件

室温 17℃
湿度 47%
2次発酵 30分
2次発酵の場所 オーブンの発酵機能(30℃):15分
オーブンの上:15分
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