フランスパン専用粉を強力粉+薄力粉で代用する場合の比率は?

プチフランスパン

プチフランスパン

リスドォル

フランスパンを作るにはやっぱり専用の小麦粉が良いです。パリッとフランスパンらしい食感になりますから。フランスパン専用の小麦粉といえばリスドォル!これは一般のパン用小麦粉が強力粉であることに対して準強力粉になるわけです。リスドォルはその昔、ドンクと日清製粉が開発したフランスパン専用粉なんですって。給水がよく、べたつきにくく、水分の多いフランスパンでも作りやすいのです。また、カリカリのクラストともっちり、しっとり軽い口溶けの良いクラムを味わえるまさにフランスパンのための小麦粉です。

メゾンカイザートラディショナル

以前、メゾンカイザートラディショナルというちょっとお高いフランスパン専用粉を購入してみたことがあります。それでフランスパンは作らなかったのですが、実にパンが作りやすくて風味も良くて、小麦粉の違いをしっかり実感できた粉でした。でもちょっと高いですからね、日常的には使えないですけど。

フランスパン用の粉を強力粉と薄力粉で代用するには

フランスパンには専用の粉が良いのはわかっていますが、我が家では リスドォル等は常備していませんから、もっぱら強力粉に薄力粉をブレンドしてそれっぽい食感にしています。いわば「なんちゃって準強力粉」。専用粉の完全な代用にはなりませんが、強力粉だけで作るよりそれらしくなります。

フランスパンの為の「強力粉+薄力粉」のベストなブレンド比率


強力粉:薄力粉=8:2

我が家はいつも300gの粉で作るので

強力粉240g+薄力粉60g

はい、これでフランスパン用の小麦粉(準強力粉)です。

基本のシンプルプチパンより砂糖を減らして若干水分を多めにして、いつもより気持ち高温で長めに焼成…「なんちゃってフランスパン」の完成です。

本来フランスパンは砂糖は入れないのでモルトエキスを入れたりすんでしょうけど、砂糖を5〜10gくらい入れた方が程よい焼き色が付きます。砂糖の甘さはそんなに感じません。

プチフランスパン

満足度
95%

 本日の個数

10個分

  本日の材料

赤文字部分は「基本のパン【シンプルプチパン】イースト編」のアレンジ箇所です。

強力粉 300g240g
薄力粉 60g
ドライイースト 3.5g(小さじ1)
予備発酵のぬるま湯 30g(大さじ2)
予備発酵の砂糖 2g
155g160g
砂糖 18g8g
4.5g
仕上げ用強力粉 適量

  本日の焼成温度

焼成温度 190℃200℃
焼成時間 15分20分

 本日の発酵条件

室温 20℃
湿度 50%
2次発酵 25分
2次発酵の場所 オーブンの発酵機能(30℃):10分
オーブンの上:15分

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