別に60時間も発酵させたかった訳ではなく、焼くタイミングが無く、不本意ながら60時間も熟成することにりました。つまり、仕込んだ夜の翌、翌、翌日の日中に焼いたということです。本当は仕込んだ日の翌日の日中に焼きたかったのですが、外出する予定が出来てしまったのです。さらにその翌日も…。
60時間野菜室に入れっぱなしだったのですが、その間に野菜室は何度も開閉されていますから過発酵になってはいないか、それはそれは心配で…。
60時間後の生地は軽く丸めてストウブにポンと入れて1時間半ほど二次発酵。そしていつもと同じく焼成しました。大小のランダムな気泡はあまり無く、パンチを2回したわりにはけっこうずっしりしたパンになりました。これが60時間も冷蔵庫に入れていたことが原因かどうかわかりませんけど。
さて、気になるお味…。心配していた過発酵してしまったような酸味は無く、低温熟成パンらしい旨味のある、いつも通りの美味しいパンでした。60時間の長時間熟成したから美味しいというわけではなく、12時間熟成したもと変わりないですね。でもこんなに放置しても問題無く焼けるわけですから、発酵時間に追われること無くのんびりできるのも、少ないイーストを使った長時間低温発酵パンの利点ですね。
果たして、何日放置可能なのだろうか、と実験したくなってしまいますが、痛んだ生地を見るのはイヤなので…やめておきますね。
グリーンスプリットピース
先日富沢商店に行った時に購入した「グリーンスプリットピース」、これはグリーンピースの皮を剥いて半分に割ったものです。前夜から水にひたしておけば、翌朝15分くらいゆでればホロホロになるので、朝からグリーンピースのポタージュを楽しめます。北海道産の青エンドウ豆も売っていましたが、けっこうお高いからビックリ。200gで550円ですから、なかなかの高級豆ですね。ちなみにこの「グリーンスプリットピース」はカナダ産でお値段は200gで313円です。ポタージュにするならこっちで良いです。
ということで、こちらが朝作ったグリーンピースのポタージュです。作り方は相変わらず大雑把…。玉ねぎをバターで炒めて、水にひたしたグリーンスプリットピースと水と塩麹入れて10分ほどぐつぐつ煮て、グリーンピースが柔らかくなったらハンディブレンダーでガーー!牛乳と塩で味を整えてコショウ少々で完成。
グリーンピースのポタージュは美味しいですからね、子どもたちもさぞかし喜ぶだろうな、と思ったら意外と不評。味に問題があるというより、緑の液体というところで拒絶反応でした。子どもって本能で緑とか酸味、辛みを避けるという話を聞いたことがありますから…ね。
とりあえず完食ではありましたが、また作って欲しい!レベルの満足度では無かった様でした。残念!
長時間(60時間)冷蔵発酵させたストウブで焼く捏ねないパン
本日の個数
ストウブココットラウンド20㎝1個分
本日の材料
強力粉 | 350g |
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ドライイースト | 1.5g |
ぬるま湯(35℃) | 280g |
塩 | 6g |
本日の焼成温度
焼成温度 | 250℃ |
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焼成時間 | 蓋をしたまま:20分→蓋を外して:20分 |
※オーブン下段
本日の発酵条件
一次発酵 | 30℃1時間+冷蔵庫(7℃)60時間 |
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二次発酵 | 30℃90分 |
二次発酵の場所 | オーブンの発酵機能(30℃):40分 余熱中のオーブンの上(約33℃):20分 |
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