パンケーキとホットケーキの違いとは？

酵母ホットケーキ

パンケーキとホットケーキの違い

ホットケーキとパンケーキ、どちらも「小麦粉に卵やベーキングパウダー、砂糖、牛乳、水などを混ぜた生地を、鉄板やフライパンで焼いたもの」なんでしょうけど…私、ハッキリとした定義の違いについて考えたことはありませんでした。

ちょっと調べてみると、日本語で一般的な「ホットケーキ」の呼び名は、国内の食品メーカーが編み出した造語？和製英語？という説が有力なんだそうですよ。（英語にもhot cakeはあるそうですが、意味や由来が違うんだそうな。）基本的に日本以外では「小麦粉に卵やベーキングパウダー、砂糖、牛乳、水などを混ぜた生地を、鉄板やフライパンで焼いたもの」はホットケーキではなくパンケーキと呼ばれているんですね。

bills 七里ガ浜

オーストラリアのレストランター、ビル・グレンジャーが手掛ける“世界一の朝食”を提供するレストラン「bills」。実家のある七里ガ浜に、「bills七里ガ浜」がオープンしたのが2008年。早速帰省時に「世界一の朝食」なるものを食べに行ったのですが、名物メニューのリコッタパンケーキは堂々の1400円(だったかな？）。さらにドリンクを注文したら朝食から軽く2000円越えですよ。パンケーキってホットケーキじゃんか！しかも近所だし…。以来、ここで朝からホットケーキと向き合うことはありませんでしたっけ。それから2010年あたりから原宿に「パンケーキ」の洒落た有名店次々とオープンしたことで巷では一気に「パンケーキ」がブームになりました。

定義については諸処色々な見解の違いがあるみたいなんですけど…結論からすると、日本でz従来より普及＆定着している…ホットケーキミックスのパッケージにあるような見た目のものが「ホットケーキ」で、海外由来のちょとおしゃれなスタイルが「パンケーキ」なんだと思います。興味の無い方からすると、ホントどうでも良いことだと思いますが、一般的な認識をまとめに表にするとこんな感じ。

ちなみに…帝国ホテルにパンケーキが登場したのは1953年のこと。「インペリアルパンケーキいちご添え」として提供しています。ちなみにお値段は1650円（税込）。サービス料（10％）は別です。帝国ホテル様ですから仕方ありませんね。

酵母ホットケーキ

個人的にベーキングパウダーで膨らませるホットケーキの味が苦手なので、私が作るホットケーキは毎度ながら酵母さんに膨らませていただいたものです。（フライパンとコンロと私の力量に問題がありまして、焼き色がイケて無いことについては触れないでくださいませネ。）

酵母ホットケーキは、発酵させることによる酵母の香りが芳し〜くて、非常に味わい深いホットケーキでございます。少々時間はかかりますが、作り方はいたって簡単です。

材料

3枚分

※ 粉類はふるわなくて良いデス。

作り方

１. ボールに牛乳以外の材料を入れる。

2. 温めた牛乳をバターめがけて注ぎ入れ、ホイッパーでぐるぐるーーっと混ぜる。

４. なめらかになったらゴムベラで生地をまとめ、ラップをして温かい場所で約1時間発酵させる。

発酵前

発酵後

４. ゴムベラでザックリ混ぜ、フライパンで弱めの中火で裏表2分づつ焼く。

え？焼きの部分はこれだけ？とおっしゃる方がいらっしゃるかと思いますが、私、「焼き」は上手じゃないので、あえて書かないことにします。適当に上手に焼いてくださいね。

この生地はいわるるホットケーキミックスで作る生地のようにとろとろとろーり…ではなく、「もったり」していますから、奇麗にまん丸にするのはちょっと難しいです。私の作ったホットケーキ、見た目はアレですが、実に美味しいんですよ。酵母ホットケーキ、まだ作ったことが無い方いらっしゃったら是非作ってみてください。共に酵母ホットケーキ派にまりましょう。

もったりとした生地

ちなみに上にのっかている白いものはホイップクリームではなく、今話題の？ホイップバターです。バターじゃなくてホイップバターなんて洒落たものをトッピングしているこれは「ホットケーキ」ではなく「パンケーキ」に所属してもよろしいでしょうか（笑）

ホイップバターのレシピにつきましては後日ご紹介します。

ホットッケーキの絵本

この本おすすめです。鏡を利用したしかけ絵本です。うちのチビッコも大好きですが、大人が見ても面白いです。これを見ると毎度ホットケーキが食べたくなります。

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