プレーンなパンに控えめにレーズンを入れて、
鋏で入れた切れ込みにバターと入れてグラニュー糖を振りかける。
一気に贅沢なパンに大変身。
この日作った10個のパンは全て売り切れた。
バターはパンに練り込むより、こうやってトッピングしたり
スプレッドとして塗った方がバターの風味をしっかり感じることができるような気がする。
今回使ったバターはトータル10gほど。小さく切ってパンの切れ込みに少しだけ入れただけ。
だから1個のパンには1g程度しか使っていない。
それでもバターの風味と香りは抜群。
同じ量のバターをを生地に練り込んでも
ここまでバターの風味や香ばしさを感じることができない。
10個全部にバターをスプレッドとしていただくとなると
これまた10gでは足りないだろうな。
切れ込みにバターを入れるという策は、とても経済的だ。
産後も変わらずパンを焼いているけど、
さすがに3児の母にもなると、のんびりブログを更新するのは難しい。
新生児は待ってはくれないから、何をしていても彼が泣くと中断。
中断したものを再開させる前に別のことが舞い込んできてしまうから。
しかし、ここで疲れるのは新生児の育児や授乳…というより、
むしろ、その他の2人に手がまわらなくててんてこまい。
次女はさらに赤ちゃんが返りがヒートアップしたものだからこれまた大変。
長女とは9歳、次女とは3歳、このくらい離れていれば育児も楽かな、と思ったのだけど
赤ちゃん返りは誤算だった…。
今まで自分でできていたことができなくなってしまい手がかかるのなんの。
しかし、きっと…こうやって「お母さん!お母さん!」と呼ばれて
慌ただしく小さな子ども達の育児ができる今が人生で一番幸せな時期なんじゃないかと思う。
3人の子どもが自立して、私を母として必要としなくなったとき
きっと今の慌ただしさ以上に寂しい気持ちに苛まれるんじゃないかな。
今の慌ただしさって、実は刹那的で本当に尊いものかもしれない。