300gの強力粉のシンプルな生地をパウンド型に入れて焼くと、みっちり、どっしりとした食パンになります。それはそれで美味しいのですが、卵やバター等の副材料の力を借り、さらに水分量を増やすとふんわわりとした口溶けの食パンになります。我が家のオーブンではどうしてもサイドの焼き色がつかないのが悩みどころ。これでも25分焼成しているのです。35分くらい焼かないとダメかな。しかも途中からアルミホイル被せて…。朝から30分以上オーブンを稼働させるのが嫌なんですよね。25分も35分も変わらないといえば変わらないけど、プチパンの15分と比較すると随分長い感じがします。その上アルミホイルを被せるなんて面倒なこと…。
パン生地にバターを練り込んで、パン生地自体をじっくり味わってほしいと思っても、子ども達は味わう前からバターをべったり塗って食べるので…ちょっとイラっとします。バターはあればあっただけ塗ってしまうのでいつもケチ臭いですが…10g程度スライスして卓上に置いています。ジャム類も瓶ごと出しておくと高速で無くなってしまいます。
今日のパンは朝食専用リッチミニ食パンと比べると20ccほど牛乳を多く入れて生地を柔らかくしたので釜伸びが良いです。食事時にバターをたっぷり塗ることを想定してバターの量は気持ち少なめに香り付け程度に。練乳は入れずにサックリ仕上げています。ふんわりさっくりとした軽い食パンになりした。この生地で丸パンバージョンにもしたいところです。少々ベトつきますが、丸パンくらいならぎりぎり整形できるかな、といった感じです。ふんわりやわらかい食感とほんのり黄色いその姿に、何と名付けようかと思っていたのですが、「ブリオッシュ」と名乗るにはバターが少ないし「風」といすると偽物っぽいので、やさしい食感とほんのり黄色い色合いから「たまご食パン」と命名。うーん、でも「たまご」と名乗るくらいなら卵黄1個くらい追加すべきかな。
たまご食パン
本日の個数
パウンド型(内寸170×80×h60mm)2個分
本日の材料
赤文字部分は「基本のパン【シンプルプチパン】イースト編」のアレンジ箇所です。
強力粉 | |
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薄力粉 | 50g |
ドライイースト | 3.5g(小さじ1) |
予備発酵のぬるま湯 | 30g(大さじ2) |
牛乳 | 175g |
卵 | 1個 |
砂糖 | 20g |
塩 | 4.5g |
本日の焼成温度
焼成温度 | |
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焼成時間 |
本日の発酵条件
室温 | 17℃ |
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湿度 | 50% |
2次発酵 | 25分 |
2次発酵の場所 | オーブンの発酵機能(30℃):10分 オーブンの上:15分 |
コメント
僕(75歳バンコク在)もパン作りをしていますが、結果に毎回悩んで居ます。
このレシピで食パンに薄力粉を混ぜて居ますが、薄力粉を混ぜる理由を教えて頂けますか?
お菓子つくりには、薄力粉のみだと思いますが、パン作りで強力粉と薄力粉の使い分け、効果が分かりません。
コメントありがとうございます!
パン作りでは、薄力粉を混ぜますと、口当たりがさっくりと軽くなりますよ^^
薄力粉少量すぎるとあまりよくわからないですけどね。
強力粉はもっちりと弾力のある生地を作るのに最適なんだと思います。
クッキーや、スポンジケーキ等のお菓子はもちろん薄力粉が向いていますが、
カステラのようにモチっとした生地の場合はあえて強力粉で作る場合もあります。
かつてこのような記事を書いていました。ご参考までに♪
https://yucco.jp/2015/10/25/post-851/
https://yucco.jp/2015/11/24/post-1280/