クープが男前に開き、膨らみバリっとする裏技

開いたクープ

クープ(切り込み)が バリ!っと開いたフランスパンって食感もさることながら見た目がとってもプロっぽいですね。
だからあの男前に開いた惚れ惚れするクープを作る技はぜひ自分のものにしたいもの…。

パンに美しいクープを作る秘訣は…オーブンにあるとか、捏ねにあるとか、スチームにあるとか、下火にあるとか、クープの入れ方にあるとか…様々な科学的な理由があるんでしょうけど…とりあえず、家庭用オーブンで作る自分のパンが失敗無くパリパリとした食感で美しく仕上げることが優先でしたら、裏技は実に簡単です。

我が家でいつも作るリーンなプチパン達はこの裏技でいつも男前にバリっとしています。

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クープにサラダ油を数滴たらす。

クープにサラダ油数滴をスプーンで垂らすと、あのバリバリっとした奇麗な割れ目が簡単に出来ます。油がある部分の生地は表面が一気に加熱して溶けます。その間に中の生地が膨らんで、それから膨らみがある程度おさまった頃に切れ込みの表面が乾燥して焼けてくるので見事な割れ目になる、というわけです。

レーズン胡桃パン

油をたらした場合

プチパン

油を垂らさなかった場合



油無しでも環境の条件が揃っていれば男前に開く場合もありますけど…油を垂らせば確実です。

パンの周囲のオーブンシートにたっぷりと霧を吹く。

生地に油脂が入っていなパンの場合のみですけど、これをすると表面がパリパリっとします。あくまでもリーンな生地の場合ですよ。副素材(糖分・油脂・乳製品などなど)たっぷりなリッチなパンにこれをするとブワブワーっと膨れて大失敗しますからね。

オーブンの温度を高温ぎみにする。

パン生地が一気に高温にさせるためにも200℃以上の高温の設定が良いみたいです。

ちなみに切り込みの入れ方適当で良いです。(あくまでもプチパンに限ってですが)

私はよく切れるペティナイフでスっと真っすぐ5〜10㎜くらい深さで切れ込みを入れています。

IMG_1265

クープナイフとか、カッターの刃で切れ込みを入れるのが正統派なのかもしれませんが…ペティナイフなら料理にも使っているのでいつもサっと取り出せますから私はペティナイフ派です。

私がいつも作るリーンなプチパンだとこれら3つの裏技がとっても有効です。どうぞお試しください。

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