ライ麦嫌いが好きなライ麦パンのライ麦量とは

ライ麦パン

ライ麦パン

実は私はライ麦粉いっぱいの本格的なドイツパンは少々苦手です。あの酸味がどうも口に合わないのです。しかもライ麦は、小麦粉と違って、水でこねてもグルテン膜が作られないので、ライ麦粉の配合が多いと生地がすごくベタついてしまいまし、小麦粉よりも水分を吸収するので、水分を多く含んだパンに仕上ります。

にもかかわらず、「北海道産ライ麦前粒粉」を購入してしまいました。

ちょっと後悔しながらも、ひとまず20g配合してみたところ、これがベタベタの生地で…しかもやっぱり酸味が気になるのです。

たった10gのライ麦粉

ところが、たった10gの配合にしてみると、整形も楽で、酸味が全く気にならず、それでいて噛み締めるとしっかりとしたライ麦らしい香ばしい味わいが楽しめる「驚きの美味しいパン」になったのです!小麦の全粒粉とは違った、ライ麦パンならではの独得の風味が楽しめる「ライ麦パン嫌いが美味しくライ麦を楽しめるパン」になったのでした。まぁ、酸味が無いなんてライ麦パンじゃない!と言われてしまうと身も蓋も無いのですが…。

漬物シーズン

北海道のスーパーでは10月下旬頃から、漬物用の野菜(超巨大白菜、超巨大キャベツ、大根)や塩、麹、酒粕、ザラメ等の調味料や添加物、樽や重石や漬物用のビニール袋等の道具等、漬物グッズが店頭特設ブースに設置されはじめます。道産子では無い私としてはいったい何漬を作るのか謎だったのですが、道産子友人曰く「鮭漬け」とか「ニシン漬け」等を作るんだとか。

干さない沢庵漬け

先日義母が義祖母から教わったという「干さない沢庵漬け」のレシピをもらいました。スーパーで漬物用の大根10本を購入して早速仕込みました。数年前に干してヌカに漬けるオーソドックスな作り方で作って、最悪に不味い沢庵を作ってしまい…断腸の思いで全てを破棄した苦い思い出があったのですが…このレシピは干さない上にヌカに漬ける事もしない…失敗無しの秘伝のレシピなんだそうです。

それは沢庵じゃないでしょ!と思われるかもしれませんが、以前義祖母が作ってくれたそれは確かに沢庵だったのですよ!しかもなんと仕込んで3週間からで食べごろだというから、これまた沢庵らしくないそのスピーディーさも楽しみです。夫の実家の味ではありますが、夫は食べないらしいんですけどね。美味しく出来たらレシピをアップしたいと思います。

漬物用の大根

漬物用の大根842円(ラルズマードにて)

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ライ麦パン

満足度
95%

ライ麦好きには物足りないライ麦パンかもしれませんが…。今日は強力粉が足りなくて、薄力粉の配合が多めです。

   本日の個数

10個分

  本日の材料

 赤文字部分は基本のパンのアレンジ箇所です。

強力粉 300g240g
薄力粉 50g
ライ麦粉(粗挽) 10g
とかち野酵母※ 1回分(※5g)
135g(※185g)
砂糖 18g
4.5g
仕上げ用強力粉 適量

※はドライイーストの場合。

  とかち野酵母の予備発酵の仕方はこちら

  本日の焼成温度

焼成温度 190℃220
焼成時間 15分15分

 本日の発酵条件

室温 19℃
湿度 42%
2次発酵 53分
2次発酵の場所 調理台(室温):35分
オーブンの上:18分

素朴でおいしいとかち野の酵母のプチパンバナー
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