夫の鷄が産んだ卵が冷蔵庫に30個…。こうなるとちょっとやそっとじゃ減らないから、こういう時には決まって「カステラ」もう何回焼いたかわからないくらいの定番おやつ。なんせ材料が「卵、砂糖、強力粉、はちみつ、牛乳」のみ。我が家には必ずいつもある材料ですから。
8個の卵から20㎝角のカステラがドーンと出来上がります。カステラ自体は翌日からが食べごろです。焼きたてや当日食べるカステラは卵の臭いがキツつくて、味が全体に馴染んでいなくてイマイチです。端をカットするのですが、この端の部分はその日の子ども達のおやつになります。端の部分で何でも不思議と美味しいものです。
さて、このカステラはですね、新聞紙で型を作ります。新聞紙で作る理由は、大きな型を作るため…というより、新聞紙で作る事で「熱伝導のよくない適度に通気性のある型」を作るためです。熱伝導のよい金属製の型では直に熱が伝わりすぎて、じっくりと焼くことが出来ません。長い時間をかけるとパサついてしまいますし…。ゆっくり時間をかけてやわらかい焼き方で焼くことで、ふんわりとしたあのカステラを焼きあげることができるのです。我が家のオーブンでは70分も加熱します。本格的なカステラ型は木製ですがけっこうなお値段します。たまに作るなら新聞紙で十分すぎる良品カステラが出来ますよ。しかも新聞紙なら、汚れたら潔く捨てられます。
コチラは金属製の型(熱伝導の良い型)で作った方のブログです。納得しました。
新聞紙で作るカステラ型の作り方
新聞紙は朝刊1部(8枚)を全て使います。
1.新聞紙を広げて1辺を対角線上に折り、正方形を作ります。余った部分は切り取ります。
2.上下左右を17㎝の部分で谷折りします。中央部分がカステラの底になります。さらに、17㎝の半分の位置を山折りします。
4.赤い線の部分をハサミで切り、端を裏側に折り込みます。
5.側面帯の短い方に長い方に差し込んで形を整えホチキスで留めます。
6.アルミホイルを十字に敷いて(角の部分に隙間を作らないように)底に20センチ角のオーブンシートを敷き、完成!
汚れなければ新聞紙の型は何度でも使えます。
至福のカステラレシピはこちら!
ふっくら大きく焼き上がった大きなカステラを見たら、こんなに大きなカステラを独り占めできるなんて夢のようだわ!と感動すること間違い無しですよ。...