先日の記事で宣言しました通り、今回「かもめ食堂風シナモンロール」を作ってみました。生地にはカルダモンを混ぜました。カルダモンとシナモンはナイスコンビです!(私はシュトーレンにもこのコンビを使います。)これで一気に奥行きのあるシナモンロールの味わいに!
朝からパンこね用台を持って来て、生地を伸ばし、バターを塗って、シナモンシュガーをふりかけて、丸めてカットして…。朝用のパンにしては随分手が込んでしまい、ポリシー?に反していますが…休日だし、たまにはこういう手の込んだものも良いでしょう。ワッフルシュガーが無かったので、ザラメをパラパラふりかけました。先日の記事でも思ったのですが、シナモンロールはやっぱる「思いっきり甘いのが良い!」と思います。ザラメパラパラより、アイシングをた〜っぷり!で、生地にもバターや卵が入っているふんわりコッテリめの方が個人的には好きです。
ただ、我が家の場合は「おやつパン」ではなくて、「朝食パン」として登場させたので、むしろこのくらいのサッパリめがちょうど良かったのかもしれません。
整形方法
この独得の形のシナモンロールの整形方法は意外と簡単。
約35㎝角に伸ばした生地に溶かしバターを塗ります。さらにシナモンシュガーをふりかけ、手前からクルクル巻いてロール状にし、ナイフで台形(ハの字型)にカットます。
台形の幅の狭いほうを上にして立て、山の頂上に両手の小指を一文字にギューっと押さえつけます。(映画では両脇にひっぱる感じでしたね)
焼成前につや出しの溶き卵を塗って、ワッフルシュガー(私はザラメ糖)をふりかけます。
フィンランドのシナモンシナモンロール
「かもめ食堂」のこの形のシナモンロールはフィンランドのシナモンロールで「Korvapuusti(コルヴァプースティ)」といい、直訳すると両耳ピンタっていう意味だそうです!実はシナモンロールはスウェーデン発祥だそうで、こちらは「Kanelbulle(カネルブーレ)」というそうです。北欧各国でそれぞれ個性あふれるシナモンロールがあるみたいです。リースの様なシナモンロールも素敵です…。
かもめ食堂風シナモンロール「コルヴァプースティ」
今回は生地にカルダモンを混ぜ込みました。シナモンだけの風味よりグンと奥行きが増します。冷蔵庫にホシノ天然酵母がまだ残っていたので、今回はこちらを使用しました。kotu本日の個数
8個
本日の材料
赤文字部分は基本のパンのアレンジ箇所です。
パン生地
強力粉 | |
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薄力粉 | 50g |
ホシノ酵母種 | 25g |
牛乳 | 175g |
オリーブオイル | 大さじ1(13g) |
砂糖 | 18g |
塩 | 4.5g |
カルダモン | 小さじ1/2 |
※はドライイーストの場合。
フィリング
バター | 10g |
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シナモン | 小さじ1(4g) |
グラニュー糖 | 30g |
仕上げ
卵 | 1個 |
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ザラメ糖 | 適量 |
本日の焼成温度
焼成温度 | 190℃ |
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焼成時間 |
本日の発酵条件
室温 | 19℃ |
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湿度 | 48% |
2次発酵 | 78分 |
2次発酵の場所 | 調理台(室温):60分 オーブンの上:18分 |