スパイシーフォカッチャに岩塩を使った理由&オススメ塩4選

スパイシーバジルのミニフォカッチャ

スパイシーバジルのミニフォカッチャ

オリーブオイルと乾燥バジルを練り込んだフォカッチャ。仕上げにたっぷりオリーブオイルと岩塩&粗挽きブラックペッパー…私の作るパンにはめずらしくパンチの効いた味わいです。フォカッチャ、といっても生地を平らにしたりはしておらず、指を5か所くらいブスブスブスッと奥まで差し込むと自然にちょっと平らになります。その穴にたっぷりオリーブオイルを注ぎ、刷毛等で表面にまんべんなく塗ります。このオリーブオイルの量はたっぷりいきましょう。こぼれたオイルが生地裏にしみ込んでサクサクっとしてこれまた美味しいのです。ダイエットとかそういうことは考えてはいけません。でも今回はちょっと消極的な量ですね。

オイル

仕上げの岩塩&粗挽きブラックペッパーを…と申し上げましたが、あえて「岩塩」をおすすめするには理由があります。

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岩塩と海水塩の違い

岩塩

岩塩は3億8000万年前に誕生したと言われています。陸地の移動などで海水が閉じこめられ、それが長い時間を経てゆっくり結晶化することでできた純度の高く塩です。純度が高いため、塩辛さが際立っていて直線的な味わい。そして溶けにくい。ですから味のアクセントとしてしっかりとした味の強い食材に合わせて使いたいお塩です。赤肉との相性はバッチリ!なんてよく言われています。今日作ったフォカッチャはバジルとEXオリーブオイルの香りの強い生地でしたから粗挽きブラックペッパーとあわせてピリリとスパイス感覚の塩味にしたかったので岩塩を使用した、というわけでございます。

海水塩

ならば海水塩は?といいますと、こちらは文字通りで、海から汲上げた海水のみを使用してたもの。海水のマグネシウム・カルシウム・カリウム分といった成分が豊富に含まれているので、複雑な味がします。ですからどちらかというと淡白な味の調味に適しています。素材で言えば、野菜・穀物・魚介類とか。パンの生地にはもちろん、オイルと塩で食べるようなときも海水塩はよく合います。

お気に入りの塩4選

ちなみに私が普段使っているお塩はこちらです。

ヒマラヤンピンクソルト

主にパンのお供にオリーブオイルと共に使っている岩塩です。ミルでガリガリっとするのが楽しいのとピンク色がかわいいので岩塩はピンクソルトを使っています。6年前に、アメリカから帰国したお友達からいただいた「トレーダー ジョーズ」のミル付きヒマラヤンピンクソルト…。

その透明のミル付き容器がオシャレで、ガリガリ具合も良くて、中身を入れ替えて使っていました。パンのお供に、お料理にとそれはそれは毎日のように使っていたら先日フタの部分が割れてしまい、泣く泣く処分…。代わりのミルをと軽い気持ちで適当に購入したのですが…どれもこれも気に入らず…ミル探しが面倒になってしまい結局ミル欲しさにポチっとコレを購入してしまいました。

セルマランドゲランド  ゲランドの塩

パンのお供にオリーブオイルと一緒に使っています。フランスのノルマンディー地方等で採れる海塩です。パリュディエと呼ばれる塩職人が塩田を管理し太陽と風と人力だけで海水からミネラルを含む塩を結晶化させて作ります。数世紀も前からの技術と伝統的な木製の道具を使って作る正真正銘の天日塩です。豊富なミネラルが素材の味をぐんと引き出してくれる魔法のようなお塩!おすすめです。最近人気なので、けっこう大きめのスーパーなら売っていたります。もちろんカルディにも売っています。

雪塩

お豆腐用に使っているお塩です。10年前に夫が沖縄に出張に行った時にお土産として買って来てくれたもので、それ以来お気に入りです。「雪塩」は、宮古島の地下海水を汲み上げて作られたパウダー状の塩です。特殊な製法で「にがり」をすべて塩の中に閉じ込めています。とにかく細かく粒子&ソフトな塩味なので、なめらかなお豆腐の食感を邪魔する事なく、淡白な味わいも優しい塩味が引き出してくれます。

五島灘の塩

パン、塩麹、味噌、漬物…全てのお料理にこちらを使っています。長崎県の西端、五島灘に面した崎戸島の透き通るような海水を使用したオーソドックスなあら塩です。「にがり」をほどよく含んだ、まろやかな深い味わいのするお塩。とにかく何が良いって、どこにでも売っているんですよ、これは(笑)しかもけっこうリーズナブル。

本日のパン:スパイシーバシルのミニフォカッチャ

 本日の個数

10個

  本日の材料

強力粉 270g
薄力粉 30g
とかち野酵母液 1回分(酵母5g+ぬるま湯50g)
130g
砂糖 15g
オリーブオイル 12g(大さじ1)
乾燥バジル 1g(小さじ1)
5g
仕上げ用:岩塩 適量
仕上げ用:粗挽きブラックペッパー 適量
仕上げ用:オリーブオイル  適量

  本日の焼成温度と時間

焼成温度 210℃
時間 15分


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