7年前、移り住んだ札幌の家のIHで土鍋が使えず(IH用のもだめだったの!)あれこれ悩んでSTAUB鍋を購入し、それ以来ほぼ毎日STAUBでご飯を炊いてました。我家では3合炊きがメインなので、 ココット ラウンドの20cm を愛用していました。
このお鍋、炊飯だけではなく、お肉料理やストウブパンに大活躍してくれました。ところがまぁ、私の荒いお手入れのせいで、琺瑯がハゲてしまいまして…。次世代の鍋について思い悩む昨今でした。これを機会にSTAUBとは別の鍋にするか…いや、炊飯器にしちゃうかな…とか浮気心がふつふつとわき上がっておりました。
炊飯専用STAUB鍋「La Cocotte de GOHAN(ラ・ココット de GOHAN)」
炊飯鍋について色々調査していましたら、STAUBから昨年9月に「La Cocotte de GOHAN(ラ・ココット de GOHAN)」という炊飯専用鍋が発売されていて…こちら、販売以来、品切れ続出商品なんだそうですよ。散々STAUB鍋に世話になっている私ですが「おフランスの鍋会社が炊飯鍋ですとな?!」って鼻で笑いつつ…結局ポチリ…購入ました(笑)
私が購入したものは「グレナディンレッド」。素敵すぎる色合いに一目惚れです。普通に販売されていますが、アマゾンのリンク画像が出てこなかったので下の画像は「ブラック」です。サイズはMサイズ。2合炊用ですが、3合も問題無く炊けます。
羽釜のような対流が生まれるフォルム
伝導性・蓄熱性に優れた鋳物ホーロー鍋であるSTAUB。従来のSTAUB鍋でもごはんを炊くことはできますが、ラ・ココット de GOHANは丸みのあるフォルムをしているので羽釜のような対流が生まれ、お米を一気に炊き上げることができるんだそうです。
新改良の「システラ」
蓋裏には、従来の蓋裏にある「ピコ」を改良した「システラ」がという突起があります。この突起から「旨みの滴」が降り注ぐのがSTAUBの最大の特長なのですが、この新改良の「システラ」を採用したことでその「旨みの滴」の量はピコと比べると9倍以上なるんだそうです!!これがお米にまんべんなく行き渡るので、旨みが凝縮されたふっくら美味しいごはんとなる…というのが「La Cocotte de GOHAN(ラ・ココット de GOHAN)」の優れた炊飯力の特長なのでございます。
ふっくら艶やかな炊きあがり
ココット ラウンドの18cmで十分満足な炊きあがりだったのですが「La Cocotte de GOHAN(ラ・ココット de GOHAN)」で炊いてみてその炊きあがりの差は歴然!ココット ラウンド時代は炊きあがりの表面がちょっとカサカサするので、炊きあがった5分後に上下をさっくり混ぜていました。これでさらに5〜10分おくことで、炊きあがりが均一になりました。ま、これはどんな鍋でもすることなのであまり気にしていなかったのですが、「La Cocotte de GOHAN(ラ・ココット de GOHAN)」は炊きあがり後10分むらした状態で、蓋を開けると、見事に均一に炊きあがっています。米粒一つ一つがキラキラと主張している感じです。ぶっちゃけこのままお茶碗によそってもアリなくらいです。さらにサックリ混ぜる事で粒と粒の間に空気が混ざりさらにふっくらとするんですね。
あぁ、「おフランスの鍋会社が炊飯鍋ですとな?!」って鼻で笑ってすみません。
いつものご飯がワンランクアップする!
長らく北海道の最高級米として名高い「ゆめぴりか」を愛しておりました私ですが…このたび、スーパーの特売米を「La Cocotte de GOHAN(ラ・ココット de GOHAN)」で炊いたところ、これがココット ラウンド時代の「ゆめぴりか」より美味しかった!家族はそれに全く気づいておりませんよ…むしろお米高級米に変えた?なんて言われたくらい。
お手軽価格のブレンド米から高級ブランド米まで色々ありますが、炊きあがったお米の味わいは、お米の質についてもさることながら、実は炊き方や水等、お米以外の影響が非常に大きいと思います。美味しいお米も炊き方次第では不味くなるし、微妙なお米も炊き方次第でそこそこになります。もちろん美味しいお米はさらに美味しくなります。「La Cocotte de GOHAN(ラ・ココット de GOHAN)」は確実にお鍋の力がお米の味わいを上げてくれている!と実感しました。
「La Cocotte de GOHAN(ラ・ココット de GOHAN)」美味しいご飯の炊き方
炊き方はココット ラウンドの20cmと同じです。ただし、はじめの強火で吹きこぼれる寸前までの時間がココット ラウンドの20cmより多く時間がかかりますねー。
3歳長男がおにぎり食べたーい!って言うので。つくりました。ケチくさい海苔の大きさについては目をつぶってください。