随分前に書いたこちらの生地では、なぜお菓子作りには「紅玉」なのか、を語っておりますが、
北海道でも結構りんごを栽培しているので札幌に出回っているりんごの多くは道産でした。でも「紅玉」はあんまり出回っていませんでしたっけ。北海道ではあまり栽培していないのかな。本州から遠路輸入?しないといけないわりにニッチなニーズの「紅玉」ちゃん。
東京にやってきて、「紅玉」がまぁまぁ手に入りやすく、たまにアップルパイを作ったりしていますが、やっぱりジャムにしていただくのがイチバン好きです。ジャムを作る時は鍋のサイズに丁度良い個数、そうですね紅玉を5、6個を使って作ります。我が家には、パンに穴をあけてジャムを詰め込んで食べる人達がいるので、、、作ったジャムは1週間もしないうちに無くなります。
どうせ長期保存しないので、我が家のジャムは市販品と比べると随分糖度低めですが、このくらいがフレッシュなりんご感を満喫できる、程良い甘さのジャムなんじゃないかなと。
作り方動画はこちら。
最後のシーン、私がパンにジャムをつけてモグモグ食べちゃうシーンが個人的な見所。(作り方と全く関係無いんですけどね)娘達には、「手にジャム付いてるし」とか「手がガザガサ」とか、どうでもいいことばかり指摘されている動画でございます。
りんごの表面のベトベト
リンゴの表面ってちょっとベトベトーっとしていますよね。あれっ農薬とか防腐剤みたいな薬剤なのかなって?って以前思っていたことがありましたが、実はそうでは無くて、リノール酸やオレイン酸がりんごの中から染み出した「ろう性物質」なんですって。水分などの蒸発を防いで新鮮さを保ったり傷や病気が付かないように保護するためにりんご自らが分泌しているんだとか。天然成分なので無害だそうです。「ろう性物質」なので布で磨くとピッカピカに光るってわけなのですね。
「紅玉」といえば、可愛い真赤な色が特徴ですからね、お決まりですが、これでもかっ!ってくらいピッカピカに磨いて子供達に白雪姫の魔女します。ま、「紅玉」は磨かなくても初めからけっこうツヤツヤですけどね。
フレッシュりんごジャムの作り方
材料
・りんご(できれば紅玉) 適量(動画では4個使用しています)
・グラニュー糖 皮をむいたりんごの重さの20%
・レモン汁 半個分
・シナモン 少々
・カルダモン 少々
※スパイスはお好みで。無くても美味!
作り方
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- りんごは皮を剥いて芯を取り除き、いちょう切りにする。
- 切ったりんごの総量を計り、その20%の重さのグラニュー糖を用意する。
- りんごとグラニュー糖を鍋に入れ、木べらで混ぜながら中火で5分加熱する。
- 水分が出てきたら弱火にして混ぜながら、さらに5分加熱する。
- リンゴが透明になって柔らかくなったら消火する。
- お好みのペースト状態に潰す。
- 荒熱が取れたら、レモン汁とシナモン、カルダモンを加えて混ぜる。