牛乳が余ってしょうがないというニュースを聞きますが、バターは依然として高くて勢い良くお菓子作りもできない気分ではあります。食卓にバターがあがると家族はガンガン使うので、イラっとします。ま、といっても1回の使用はいくらでもないのだからそんなに目くじら立てなくったってねぇ…なーんて、すんなり思えないモヤモヤする母であります。ま、とにかくそんな価格高騰のバターですが、お休みが長く続くと子ども達も暇ですから、たまにはお菓子作りを楽しみたいね、ってことで今回はよりにもよってバター率の高いマドレーヌをチョイスしてみました。理由は簡単だからです。子どもメインで作っても失敗なく美味しくいただけます。粉とか飛び散らないので片付けも比較的楽。
材料費250円くらい
200g380円のバターだったので、今回は60g使用するのでバターだけで114円です。材料費はあれこれ足しても250円くらいでしょう。子ども達に百均で折り紙とかシールとかヒョイと買っちゃう額と大して変わらないわけですから、モヤモヤせずにもっと遊びとして積極的にお菓子作りしても良いなと改めて思いました。
シリコマート社のシリコンフレックス
今回はシリコン型のトップブランド、シリコマート社のイタリア製シリコンフレックス「SF074 SMALL ROSE」を使用しました。マドレーヌは手軽にカップでも焼けますが、型で焼くとグンとクォリティアップです。お菓子作り上級者になったような錯覚すらあります。(言い過ぎか…)一口サイズのローズ型はとっても可愛くて型から外す時にテンションが上がります。10年以上に購入した物ですが、劣化無く気に入っています。
ミニローズのハニーレモンマドレーヌ
動画はこちらから↓今回は暇人小3のまーちゃんが登場です。
材料
シリコマート社のシリコンフレックス SF074 スモールローズ型 15個分
- 薄力粉◉…50g
- アーモンドパウダー◉…10g←無ければ同量の薄力粉
- ベーキングパウダー◉…1.5g
- 卵…1個
- グラニュー糖…50g
- はちみつ★…10g
- バター★…60g
- レモン皮のすり下ろし…少々
- 型に塗るバター…少々
「準備」
- 刷毛で型にバターを薄くまんべんなく塗る。
- ◉の薄力粉、アーモンドパウダー、ベーキングパウダー、は合わせておく。
- ★のバターとはちみつは合わせて湯煎かレンジ(600wで30秒くらい)で溶かしておく。
作り方
1. 合わせておいた薄力粉、アーモンドパウダー、ベーキングパウダー、をふるいにかけます。
![ふるう](https://yucco.jp/wp-content/uploads/2020/04/7cd30921605eb40e29a819547b2a4308.jpg)
2. ボウルに卵を溶きほぐし、グラニュー糖を加えホイッパーですり混ぜる。
![砂糖](https://yucco.jp/wp-content/uploads/2020/04/079f0497bb571d7d34409b84a9d2c4eb.jpg)
3. 2に、振るった薄力粉、アーモンドパウダー、ベーキングパウダー、すり下ろしたレモンを加えてツヤが出るまで混ぜます。
![粉](https://yucco.jp/wp-content/uploads/2020/04/8bb6651f01817894861608c861b7d054.jpg)
4. 合わせて溶かしたバターとはちみつ、を加え、ゆっくりと混ぜる。
![バター](https://yucco.jp/wp-content/uploads/2020/04/990de556856800bd325def328fc3deb1.jpg)
5. 冷蔵庫で1時間休ませます。
![ラップ](https://yucco.jp/wp-content/uploads/2020/04/3e30e1a717edcf47fa9bbb7b739e2cd1.jpg)
6. オーブンを180℃に余熱します。生地を絞り袋に入れて、型に均一にしぼり入れます。
![絞り入れる](https://yucco.jp/wp-content/uploads/2020/04/78a8a1cca73e58be19bbf323691ddef7.jpg)
翌日が美味。焼き立てもまた美味
混ぜて焼けばなんと無く出来上がるマドレーヌ。細かいクォリティーについてはアレですが、自分で作った出来立てのお菓子を頂くと言うのは何よりの醍醐味です。
焼き上がったマドレーヌは容器に入れて1日ねかせた方が風味が馴染んで味わいが濃厚になります。が、焼き立てのサクサクもまた捨てがたいです。我が家の場合「味見させて!」なんて言いながら家族5人が全員でパクっと食べてしまったので、今回は焼き立てと同時に一瞬で全て無くなりました。型をもう一つ購入して倍量作らないと、このマドレーヌの「ねかせた味わい」はなかなか楽しめそうにもありません。