苺酵母の魅力は、酵母液の香りが素晴らしさ。お世話をする度に濃厚になってくる苺酵母の香りに癒されます。酵母液は可愛らしいピンク色ですが、元種にすると生地が灰色になってしまうのが少々残念ですが、苺酵母のほんのり香りが残ったパンは格別な味わいです。
材料
【苺酵母液約350cc分】
- 軽く洗ってヘタを取った苺 100g
- 浄水 200g
- 砂糖 10g
用意する道具
- 酵母液を作るための500ccくらいの瓶
- 攪拌するスプーン
- 酵母液を保存する瓶
いずれも使用する前に煮沸消毒し、冷ましておく。
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酵母の育て方
1日目
仕込み
- 煮沸消毒し、冷ました瓶に苺と水と砂糖を加え混ぜる。
- ラップで蓋をしてゴムで留める。
- 暖かい場所で保管する。
- 酵母液が出来上がるまで毎日、日に何度かラップを外して、容器を振り、空気に触れさせる。
2日目24時間後
水が赤くなってくる。少し苺に気泡が付く。
3日目48時間後
苺の色素が落ちて白くなってくる。発泡し始める。
4日目72時間後
活発に発泡している。フォークで果肉を潰すして細かくすると、さらに勢良く発泡してくる。
5日目84時間後
色が濁ってくる。発泡が落ち着いていたら、しっかり濾して冷蔵庫に保管する。
- 今回は5月に作りました。
- 酸素が足りなくなると酵母は酸欠になりアルコール発酵をし始めてしまいます。「発酵」をしている間(アルコール生成をしている時)は、酵母の増殖はストップしています。よって程よく空気と触れさせるために、瓶のキャップをして密封せずにラップにゴム留めをしています。YouTube等の動画によくある泡ブックブクーな画像にはなっておりませんが、こちらの酵母ちゃんで十分良い状態です。
- 舐めてみると舌にシュワっと響きます。
保存期間
- 冷蔵庫で2~3週間ほど。
- フレッシュフルーツの酵母ちゃんは発酵力が落ちるのが早いので、なるべく新鮮なうちに使い切りましょう。
- 完成した酵母液は、毎日蓋を開けて、新鮮な空気に触れさせてください。
少し元気が無くなってきたら糖分を少々加えて暖かいところに置くと元気になります。