食パンの俵形成形と丸め成形、焼き上がりの違いはあるのか?

長らくプチパンばかり作っていた私ですが、最近はもっぱら食パンブームです。
ポーリッシュ法だの、中種法だの、天然酵母だの、あれこれ飽きずにせっせと食パンを焼いています。ちなみに、最近の私は山食派です。角食は発酵完了のタイミングを逃すと、ツンツン角角な食パンになってしまうので、ずぼらな私は山食です。

さて、食パンの成形、麺棒で伸ばして折って畳んで巻く俵成形と、手で丸める丸め成形、どう違うのかという検証です。実は4年前にも似たような記事を書いていたりして。すっかり忘れていましたけど。

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俵成形と丸め成形を比べてみました

下の画像、左が俵成形で、右が丸め成形です。

俵成形

麺棒でぎゅーっと空気を抜く時に大きな気泡が無くなり、キメが整うのですね。弾力があって口当たり良好です。

私は生食パンのようなフワンフワンなクラムの食パンの場合は、キメの整った弾力のあるクラムに仕上げたいので、俵成形です。断面の美しさにもうっとりしちゃいたいので。
道具(麺棒)使う(洗う)のが面倒なので本当は全部丸成形にしたいところなんですけどね。

ガス抜き麺棒

パン生地を伸ばす時に、このガス抜き麺棒を使うと、あら不思議!粉なんて降らなくても麺棒に生地が全くこびりつきませんわよ!この麺棒出会うまでの私のストレスを返してくれー!ちなみに、私は「小」だけ持っています。今のところこれで十分。

丸め成形

手で空気を抜いて丸めるので、空気の抜け方がランダムです。キメがそろっていないため歯切れ良い食感。
我が家で普段食べる食パンは丸成形のものが多いです。道具(麺棒)使わなく(洗わなくて)て良いし、パンの側面がフラットで綺麗だし、トーストにした時のさっくりとした歯切れの良い食感も好なので。

4年前とは考え違ってきた私

4年前成形方法について書いた記事では、やっぱり丁寧に成形するって大事よね、って結論だったけど、あれから年月が経ちパンとの付き合いも長くなり、ちょっと考えが変わったようです。これから5年後、10年後、私の食パン作りはどのようなものになっているのかしら。

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