塩味には敏感
人間が好む「塩味」の範囲って実はかなり狭いそうです。ですから、ちょっと塩が多いだけでも「しょっっぱい!!」と感じたり、逆に少ないと「物足りない!!」と感じてしまいます。ですから微妙な塩加減って大事です。
ちなみに、「甘味」については、多少量が多くなったり少なくなったりしても、そんなに感じ方は変わらないそうです。
例えば、たまごやきの味付けですが、塩たまごやきの場合、標準的な塩分は0.5~0.6%の間といわれていますが、甘いたまごやきの標準的な糖分は、0~10%までと幅があるんですね〜。(出典:「食品成分表2015」女子栄養大学出版部)
パン作りにおける「塩」の役割
パン作りでにおける「塩」の大きな役割は以下の3つ。
- 味
- 生地を引き締める作用
- 過発酵を抑える作用
ですからね、たいていのレシピには必ずといって「塩」が入っているわけです。「塩」はパン作りに欠かせない調味料なのですよ。
無塩バターを有塩バターに代用したい
無塩バターは高い
一般的に有塩バターに比べ、無塩バターは高価です。その理由は単純に無塩バターは賞味期限が短いからです。
個人的にバターたっぷりのパンはあまり食べないのですが、たまに無性にそういったパンが食べたくなるときってあります。突然作りたくなるのです。
ですが、基本的にお菓子やパンのレシピは無塩バターの使用が前提です。パンのレシピにはたいてい「塩」が入っていますからねぇ、そこは常に在庫してあるリーズナブルな有塩バターで代用したいところです。
有塩バターの塩分量
ちなみに、市販の有塩バターの塩分の割合は1.5~1.6%です。バターたっぷりブリオッシュ食パン一斤に40gの無塩バターと4gの塩を使うとして、これを有塩バターにすると0.6gの塩分が増加することになります。単純に無塩を有塩に代用すると結構味に差が出ますよねー。
無塩バターの有塩バター換算フォーム
さて、ここでケチ仲間さんに朗報です。「無塩バターの有塩バター換算フォーム」なるものを作ってみました。ケチ仲間さん、さぁ、恥ずかしがらずにどうぞ一緒に使おうではありませんか!
パンに入れる程度の無塩バターを有塩バターに代用して節約できる金額っていくらよ…。日頃の生活の中で、もっと大きく節約できるころがあるでしょうに、ほんっとバカみたい…と呆れないでください。ここは、節約しちゃった♪という気持ちが愉快なのですよ。(ほんとにー?)
このフォームは、あくまでも計算上の塩分の数値ですから、有塩バターで作ったパンと無塩バターで作ったパンの仕上がりが完全に同じかどうかは責任持ちませんので、よろしくお願いします。
デジタルキッチンスケール
微量モード
せっかく微量の塩を調整するのですがら、きちんとはかれるデジタルキッチンスケールを!こちら、タニタの200gまでなら0.1g単位ではかれるタイプです。シリコンマットが滑り止めになっていて快適です。シリコンのところはペロっとはがして洗えます。
0.5g単位で計量できるタイプより少し高価ですが、2000円もしません。イーストも塩も少量なだけに丁寧な計量すで、仕上がりに差が付きます。微量モード付きのキッチンスケールはパン作り大好きさんの必需品!ここはケチらず是非お持ちくださいますよう。