皇帝プチパン?!

カイザーゼンメル

カイザーゼンメル

ポピーシード(けしの実)

アンパンの上にちょこっと貼付いているポピーシード(けしの実)、これがけっこう好きなのですが、パンの上に張り付けるか、お正月料理にくらいしか使い道がありません…。ブルーポピーシードで作るモーンペーストのパン、胡桃が入っているとなお大好きですが、近所ではあまり見かけません…。(かといって作るのは面倒)。

ちなみにポピーシードは「種子」。麻薬のアヘンはケシの「さや」から摂るもので、種子に「麻薬成分」は含まれていないんだそうです。日本では食用とはいえ、麻薬の原料になるので栽培禁止です。食用のそれは加熱されているので、当然植えても芽は出ませんよ。

カイザーゼンメル

さて、突然ポピーシードの香ばしいプチプチが恋しくなって、今朝はカイザーゼンメルに。カイザーゼンメルはドイツの朝食に上るポピュラーなテーブルパン。発祥はオーストリアと言われています。「カイザー」は皇帝を意味していて、5本の星型?の切れ込み入のパンが冠みたいだから…らその名が付いたそうです。(「ゼンメル」は小型の丸パンという意味です。)この切れ込みは専用のゼンメル型で押し付けるのが主流ですが、いま昔は手で折って作っていたんだそうです。

ゼンメル型

ゼンメル型

ちなみに…ギューっと押し付けると生地が切れてしまい、そのまま焼くと、Kaiserカイザー(皇帝)はBlumeブルーメ(お花)になっちゃいます。3歳の次女は「わー!まーちゃんはお花の方で(に)するー!」とむしろ大好評でした。

強く押し付けすぎるとお花になっちゃいます

ゼンメル型、こういう渦巻きタイプのものも売っていまして、今私が欲しいパン道具のひとつです。そんなに高いものでもないけれど、いつか買おうと思って永く買い損ねているものです。

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カイザーゼンメル

満足度
90%

砂糖を減らして、オリーブオイルを追加して、薄力粉を混ぜてクリスピーに。

胡麻やシリアルをパン生地表面に奇麗に付着させる方法
ちょっとしたコツですが、胡麻やポピーシード等がキレイに付着すると仕上りがグンとレベルアップしますよ。 表面全体に付着させる方法 全体的に...

 本日の個数

8個

  本日の材料

赤文字部分は「基本のパン【シンプルプチパン】イースト編」のアレンジ箇所です。

強力粉 250g
薄力粉 50g
ドライイースト 3.5g(小さじ1)
予備発酵の水 30g(大さじ2)
155g
砂糖 20g10g
4.5g
仕上げ用強力粉 適量
ポピーシード 適量

  本日の焼成温度

焼成温度 190℃190℃
焼成時間 15分

 本日の発酵条件

室温 17℃
湿度 50%
2次発酵 25分
2次発酵の場所 オーブンの発酵機能(30℃):10分
オーブンの上:15分
素朴でおいしいとかち野の酵母のプチパンバナー
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