パンと油脂の関係
私が朝食用のプチパンを作る時は油を入れないことの方が多いです。朝食のプチパンは焼きたてのフカフカを食べますし、オイルやバターを後付けすることが好きですから、パンはサッパリとして欲しいということもあります。ちぎって食べるのでフワフワすぎるパンより少し弾力のあるパンの方がクラムが潰れずによろしい感じなのです。
ただ、食パンについて言えば油脂はけっこう大事だと思います。食パンの醍醐味でもある広範囲を占めるクラム…。個人的に、この部分はぜひともふっくらしっとりであってほしいのです。焼きたてを食べないでスライスすることが多いとなるとなおのことです。油脂無しだったり、液体の油(サラダ油やオリーブオイル)の場合は、冷めるとさらにごわついたクラムになります。
油を使い比べてみる
というわけで、油に、ショートニング、バター、オリーブオイルをそれぞれ使って私の大好きな「全粒粉のオレンジピールパン」を作って比べてみました。さてその違いやいかに…。加えた量はショートニングとオリーブオイルは15g、バターは水分を含んでいるので20gにしてみました。
同じ生地量でもこんなに膨らみが違います。当然ながら食感も全然違います。オリーブオイル生地は、ちょっとゴワゴワしています。ショートニング生地はフワンフワンです。砂糖はどれも同量のはずなんですけど、ショートニング生地は舌に甘さをダイレクトに感じました。何でだろう?
今回の「全粒粉とオレンジピール」のパンの場合、粉とオレンジピールの味をシンプルに感じたかったので、ショートニング生地が一番合っている思いました。食感、味の両面で色々な油を使い分けたいですね。
ちなみに私が使用しているショートニングはこちらの記事にあります、オーガニックマウンテン パームオイルです。
ちょっと贅沢ですけど、クリームチーズに胡桃とメープシロップで、素朴な味わいのオレンジパンが一気に華やぎます。
ローストビーフ
私にとって子供の頃のローストビーフというと「クリスマスのごちそう」なんですけど、今は良質な牛肉が手頃な価格で入手できますから、日常的にローストビーフが登場します。もちろん松坂牛のサーロインローストビーフなんてものは登場しませんが…。イオンのタスマニアビーフの赤味、これは値段の割にとても美味しいです。夕食で微妙に残ったローストビーフは、こうやって野菜と一緒にサラダにして朝食になります。
馬場香織さん
レシピは私の大好きな馬場香織さんの「ほめられレシピ」という本の「牛肉のたたき」から。漬け込んでジャーっとフライパン焼いて、アルミホイルで包んでおしまいです。翌日の方ががぜん美味しいです。彼女のお料理って、漬け込んで焼くだけ、とか煮るだけ、とか…とっても手軽なのにとってもオシャレな御馳走になるんです。ちなみにソースはオリーブオイルと醤油とワサビで。これは自己流。
何でもですけど、シリーズものって初回が一番いいですね。これも「ほめられレシピ2」「ほめられレシピ決定版」「愛されレシピ」とありますが、「ほめられレシピ」が一番魅力的に感じるのは私だけかな…。
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