GWになり札幌の桜がようやく満開になりました…。道ばたにも満を持して色々な花が咲き始めています。極寒でも肌寒くも無い湿気も少ない…上着やスノーブーツ無しで過ごせる貴重な4ヶ月間に突入です!といっても本州の様にソメイヨシノがそこらじゅうにあるというわけではないし、まだまだ新緑の景色が広がっていないので、春らしい爽やかな絶景を楽しむにはあと一歩ですが。さてさて…凍てつく冬の間は引きこもりがちだったので、これから4ヶ月間はここぞとばかりお出かけしようと思います。
宝水ワイナリー
さて、本日は岩見沢にある「豊水ワイナリー」に行ってきました。道外の方で北海道旅行で岩見沢方面に行かれる方は少ないと思いますが、札幌民にとって岩見沢あたりは札幌から1時間半で行く事ができて、北海道っぽい牧歌的風景が味わえるという程よいドライブコースです。
こちらのワイナリーは「ぶどうのなみだ」という映画のロケ地です。小さなワイナリーの前には、なだらかな丘陵のぶどう畑があります。もちろんまだ幹?だけで、葉っぱなんて全くありません。ワイナリーの敷地には映画のセットになった風車や小屋が残されていて、風景にしっとりなじんでいます。
ワイナリーの1階にはワインやワイン関連小物、ピクルス、コンフィチュール等が少々販売されています。2階にはギャラリーや「ぶどうのなみだ」のセットの一部が残されています。ガラス越しにワイン醸造設備も見る事ができます。
映画:ぶどうのなみだ
「しあわせのパン」に続き、三島監督が大泉洋主演で北海道で撮った映画です。衣装や小物や建物、凝っています。景色や映像もキレイです。「しあわせのパン」と同じく、北海道の美しい大自然をじんわり感じることのできる映画でございます。
ソフトクリーム店「 Vieagreste(ヴィアグレスト)」
建物の右側の小さな小屋でソフトクリームを販売しています。ワイナリーを訪れるほとんどの人たちのお目当てはこちら(だと思います)。のどかな田園風景にポツンとあるワイナリーに続々と車が入ってくる人気スポットになっているの理由は、こだわりのワイナリーとか映画のロケ地ということもさることながら、この名物ソフトクリームにもあるのでしょうね。だって、ワイナリーが作るソフトクリーム…。それは気になるでしょ、食べてみたいでしょ、誰だって!
こちらのソフトクリーム、自社農園で収穫された「赤ぶどう(レゲント)」「白ぶどう(トラミーナ)」のオリジナルソースがトッピングされたソフトクリームがあります。その他にも色々ありますけどチョコレート、オレオ、抹茶、黒蜜きなこなどなど色々あります。
正直、ソフトクリームもソースも薄い感じでちょぴりがっかりだったな…って、私が勘違いしていますね、ここはワイナリーであってアイスクリーム屋さんではないのです。まぁ、清々しい素晴らしい景色を味わえたことと話題の場所に行けたということで大満足です。
映画:しあわせのパン
原田知世さんと、大泉洋さんの主演の三島有紀子監督の作品です。湖畔の一軒のカフェで美味しい手作りパンを作る夫婦とそこを訪れる三組のお客さんのおはなし…。洞爺湖の美しい大自然に癒される温かい作品です。舞台は雄大な洞爺湖の月浦。こちらのロケ地は「ゴーシュ」というカフェです。私は洞爺湖には何度か行った事がありますが、月浦という場所は洞爺湖周辺の中でも洞爺湖の絶景エリアの一つです。実は私の密かな夢は月浦に移住してパンを作ることなんです。(そのまんまじゃん…)
こちらの写真は夫が釣ボートの上から撮影した洞爺湖(月浦からの眺めではないです)。幻想的です。
いわみざわ公園
いわみざわ公園は宝水ワイナリーから車で20分くらいのところにある広大な公園です。バラ園がメインです。バラは六月からが見頃なので、まだ枝ばかり…。そんなわけで園内はまだ人が少なく静か。それでも広々とした温室には見事なバラが咲き誇っていました。それに天気が良かったしバラが無くても絶好のピクニック日和でしたから、朝、思いつきで慌ててお弁当を作ったのはけっこうハードでしたが持参して大正解でした。バラが見頃の時期にはまた訪れたいと思います。