絶対に失敗しないゆで卵の作り方と究極の茹で時間を考えてみる

卵について考えてみる

トロトロの半熟やほっくりとした固ゆで…茹で時間で色々なゆで卵を作る事ができます。パン朝食のお供にもってこいのゆで卵…。パン好きだからこそ、いつだって失敗無く理想の状態するべくここらで茹で時間についてはっきりさせたいと思いました。

つるりと殻剥け…基本のゆで卵の作り方

手順は色々ありますが、なんだかんだでこの手順が最も失敗無くゆで卵を作る事ができると思いました。正しい手順でゆで卵を作らないと、薄皮に白身がくっついてボロボロ…なんてこともありますから、毎度手順通りにつくりましょう。ちなみに超産みたて卵は殻と白身がくっつきやすいですからね、産卵後2、3日したものの方がキレイなゆで卵を作りやすいです。

1. 卵を冷蔵庫から出し、常温に戻す

だいたい1時間くらいは室温に放置します。ちょっと面倒ですが、常温に戻すのは「つるんと殻むけ」には必須です。冷蔵庫から出してすぐに冷たいまま茹でると、亀裂したり、薄皮と白身がくっついで殻むきがしにくくなります。

※茹でる前に卵に針や「卵の穴あけ器」で小さな穴を空けておくと、殻が剥けやすくなるそうです。私はしていませんが。

2. 卵がすっぽり被る水を鍋に入れ沸騰させる。

茹でている間に水が蒸発しますから、茹で時間内は卵がすっぽりお湯で覆われる量を鍋に入れます。完全に「ぼっこぼこ」に沸騰させます。

小学校のとき家庭科では水から茹でましょうと習った気がしますが、完全に沸騰する時間はコンロや鍋の大きさや水の量で異なるわけですから…完全い沸騰しきったお湯に入れるほうが、好みの固さに加減しやすいのです。

3. お玉に卵を乗せてお湯にそ〜っと入れる

お鍋に卵を直接ゴロンと入れるとヒビが入ってしまうことがありますから、お玉に入れてお湯にいれることをオススメします。面倒でも、そうすれば失敗することはありませんから。お湯は「ぼっこぼこ」に沸騰させたままです。

4. 菜箸などでゆっくり転がす。

茹で始めの3分くらい、こうすることで黄身が中央で固まります。中央で固まっていなくても良い場合はしなくて良いです。

5. お好みの茹で時間で茹でたら、取り出してすぐに冷水につける

ほんの30秒で状態が変わってきますから、しっかり時間を計ることが重要です。茹で上がりは余熱で状態がグングン変わりますから、お好みの茹で時間で茹でたら速やかに冷やしてお好みの茹で上がり状態を固定させます。

茹で時間を検証してみました

お好みの茹で加減は十人十色…。自分の好みの茹で時間を知っておくと良いですね。白身が固まったあたりから検証してみました。

 icon-clock-o 6分

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白身は固まっていますが、黄身はほぼ液体です。丸のまま口に放り込んで噛み切ると黄身が全てダーっと流れ出てきます。

 icon-clock-o 7分

7

写真で見ると6分と似ていますが、黄身がねっとりしています。丸のまま口に放り込んで噛み切ると黄身が舌にからみつく感じです。※個人的には煮物の中に入れる半熟卵は、黄身が流れ出して煮汁が濁ると嫌なので、7分半くらいがのものが良いです。

 icon-clock-o 8分

8

黄身の外側は少々固ゆで状態で中心はしっとりしています。もう少しトロリとさせたいか、このくらいに留めるか、完全に固ゆでにするか…ゆで卵単体でいただく場合の好みはここのあたりで別れそうですね。

  icon-clock-o 9分

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ほぼ固ゆでになっていますが、黄身の中央が若干しっとりしています。サラダ等で黄身の色が濃いゆで卵を使いたい場合はこのくらいが良いですね。

  icon-clock-o 10分

10

ほぼ固ゆでです。少〜し中央の色が濃いです。タルタルソース等にはこのくらいの固ゆでが良いです。完全に色を均一にさせたい超固ゆで派の方は11分くらい茹でてみてはどうでしょうか。

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